推理クイズ・ミステリークイズまとめ

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【推理クイズ】ダイイング・メッセージの数字

あるマンションで、管理人の織田 裕一 (34歳)が死体で発見された。

どうやら背後から鈍器のようなモノで殴られたようだ。

また、被害者は8と書かれた紙切れを握りしめていた。

状況から、被害者の残したダイイング・メッセージに間違い無いのだが、

このマンションは5階建てであり、各階には5つまでしか部屋はない。

警察の捜査で、犯行当時アリバイの無かった人物は、

マンションの2階に住む5人の人物である事が判明したが、

やはり8という数字に該当する者はいなかった。

 

他に手がかりはないかと聞き込みを続けると、マンションの住人から、

被害者は生前、「4は1で、10は5だとか言っていた」との証言が得られた。

この証言を手がかりに、犯人を見つけ出して欲しい。

 

 

容疑者

 

深津 絵美 27歳 女性

201号室の住人。被害者とは挨拶する程度の関係だった。

 

北村 総太郎 41歳 男性

202号室の住人。

被害者とゴミの捨て方でケンカした事がある。

 

柳葉 敏夫 35歳 男性

203号室の住人。被害者に金を借りていた。

 

三田 祐介 33歳 男性

204号室の住人。被害者の事を生理的に嫌っていた。

 

水野 美香 28歳 女性

205号室の住人。被害者とは騒音の事でもめていた。

 

 

 

※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A.柳葉 敏夫

  数字を指折り数えると、8の時に指は3本立っている。

  同様に、4の時は1本、10の時は5本となる。

  よって、203号室の柳葉敏夫が犯人。

  「折る」「紙を握りしめていた」「5階建ての5号室まで」のように、

  「指」を連想する言葉をしつこいほど出しているので、容易に気づくだろう。