とある学校の休日、同じ部活に所属しているマサタカ君とイリミちゃんは、文化祭で必要な材料を買いに行くことにしました。
2人は目的のお店までバスで向かいました。店はバスが通る道沿いにあります。
「あ、先輩!お店の前通り過ぎちゃいましたよ。さっきの『Aバス停』で降りたほうがよかったですか?」
窓の外を見ていたイリミちゃんが言うと、マサタカ君は、
「大丈夫、店を過ぎたところにある『Bバス停』のほうが店に近いから。」
と言いながら、停車ボタンを押しました。
2人が行くお店は『Aバス停』と『Bバス停』の間にあり、『Aバス停』は店から150メートル、『Bバス停』は店から100メートル離れた位置にあります。
『Bバス停』から降りた2人はお店に歩いて行き、必要な材料を買いそろえました。帰りも来た時と同じように、バスに乗って帰ります。
ところが2人は、今度は『Bバス停』ではなく『Aバス停』まで歩いて行き、そこから帰りのバスに乗りました。
帰りのバスは両方のバス停を通っていましたし、どちらから乗っても料金は変わりません。もちろん、2人はより楽なルートでバス停まで行きたいと考えていました。
なぜ2人は、『Bバス停』より遠い『Aバス停』から帰ったのでしょうか?
キーワードを漢字1字でお答えください。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。
【解説】
『Aバス停』から『Bバス停』への道のりは上り坂になっていたのです。お店から見ると『Bバス停』は坂道の上にあるため、2人は坂道の下にある『Aバス停』から帰ることにしました。